こんにちは、バードです。
中学・高校で英語を学習してきたにもかかわらず、英語を使えるレベルにしている人はまだ多くはありません。
中でも英語の洋書をバリバリ読みこなせている人はかなり少ないかもしれません。多くの人は英語の長文を目にした途端に拒絶反応が出てしまうのではないでしょうか?
私自身は翻訳家を目指しながらも、英語の洋書を読破したことが長年なく、英語の長文を読むことへの抵抗感がずっとありました。
初めて洋書を読破したのも2019年でかなり最近のことです。しかしそれからは洋書を読むのを習慣化でき、当然ながら英語を読むことへの抵抗感をかなり克服できました。
英語を読むのを習慣化する
最初は「さあ読むぞ!」と気負って分厚い洋書を購入したり、英字新聞・英文雑誌などの購読をスタートするのはまだ待った方が良いかもしれません。
今はネット上でもっと手軽に英語を読むことができます。
また洋書を購入するなら電子書籍がとても便利です。オンラインで決済が済んだらすぐに本がダウンロードされて読める上、辞書機能も付いているので単語を調べるのもラクです。
通勤時間などに読む時間を確保
やはり勉強には通勤時間を利用するのがおすすめです。
「洋書を毎日50ページ読む」などのノルマは人によっては逆効果になる可能性もありますが、とりあえずは毎日読むのを習慣化できるようにしましょう。
分からない単語・熟語は辞書アプリなどでこまめに調べる
分からない単語が出て来たら、すぐに辞書を引くクセをつけましょう。
ザッと大まかに理解して読んでいくのも手ではありますが、意外に誤った意味でとらえてしまっているところもあるものです。そうすると読み進めて行くうちに意味がつながらなくなってしまうことにもなります。
その意味では、電子書籍の辞書機能やスマホの辞書アプリの方が、紙の辞書よりも調べる労力が大幅に少なくて使いやすいです。
辞書アプリとしては「英辞郎」、「weblio」がおすすめです。
また、スマホでネット上の記事を読む場合には、分からない単語を長押しすると内蔵の辞書機能で調べてくれます。
極力「返り読み」をしないで読もう
学校英語で英文の読解を勉強した時は、文の途中や後ろの方の意味を先に取り、それから文章の最初に戻るというような「返り読み」で教えられた方が多いと思います。
これから英語を読み始めるときも、最初は「返り読み」で読むことが当初は多いかと思います。理解度をある程度保って読むには最初のうちは致し方ないかもしれません。
しかし読み慣れるに従って頭から順を追って理解するのにも慣れていきましょう。頭から理解する力を向上させることは、のちのちリスニング力を強化するのにも活きてきます。
じっくり気長に読んでいこう
これまでに英語の長文をほとんど読んだ経験がない人にとっては、ネット上の記事を一つ読み終えるのもかなり骨の折れる作業です。
無理のない区切りで休みながら読み進めていきましょう。
当然ながら、最初は全体の分量の多過ぎるコンテンツは避けた方が無難です。
一つの記事や本を読み終えた達成感を自分の中に蓄積していき、それが増えるにつれて、「英語が読める」という自信が育ってきます。
まとめ
まずは興味のある分野のネット上の記事、洋書などにできるだけたくさん継続的に触れて、英文を読むことへの抵抗感をなくしていきましょう。
そのためには、最初は完璧に読解できることにあまりこだわり過ぎないようにしましょう。過度な完璧主義におちいると、英語を読むことへの抵抗感を強めてしまいます。
また機会を改めてご紹介しますが、英文の読解力を上げることは、ひいてはリスニング力の強化にもつながります。
また、本を一冊読み終えたら、また時間を置いて再読するのも効果的です。
一回目に読んだときよりも理解しやすい上、読むスピード、理解度共にさらに高めることができます。
本に出てくる表現を自分の中に定着させることは、他のコンテンツを読むときにも当然活きてきます。
まずは英語を読む習慣を生活の中に組み込んでいきましょう。